2023年イベント02里山探索会活動報告

先々週の日曜日と先週の土曜日に、2023年イベント02恩田の里山探索会を開催しました。ななななんと、トータル4組5人のお客様にきていただきました。こんなにひっそりとやっているイベントに、こんなにもお客さんが来て下さるとは驚きとともに感謝の気持ちで一杯です。

今回のイベントを通して、私も少し恩田の里山マニアに近づいたように思います。
またいずれ、同じイベントを更にグレードアップしてやってみようかなあ。
実はイベントが終わるたびにもうやりきったぜという気持ちになるのですが、まだTANUTANU-OFFICEは初めて5か月目。Baby,燃え尽きるには早すぎるぜ。
今後とも頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

なお、顔写真のホームページ掲載許可をいただくのを忘れてしまったため、顔をかくしているのであって、断じてタヌキがお客さんだったわけではありません。また、9月2日のイベント写真しかないのは、勿論その前の週のイベントの集合写真は撮り忘れたからです。

…今後とも頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!(2回目)

古代湖琵琶湖~400万年の歴史と鴨~

個別で云々とかいった傍からあれですが、折角なので、滋賀の友人が送ってくれた”すだち鴨”の紹介文のような何かを書いてみました。題名はあまり関係ありません。

送られてきた箱に印字されている「一湖房」の文字ですが、”すだち鴨”でネット検索すると、一番最初に表示されるのがこの「一湖房」のホームページです。”一湖”の字が示すのは、かの有名な琵琶湖。なんとも洒脱で素敵な名前に、安直にTANUTANU-OFFICEとかいうふざけた名前をつけた己が恥ずかしくなりそうですが、素敵な名前もテキトー名前も受け入れてこその多様性の尊重なので、あまり気にしないことにします。

さて、一湖房のある近江長浜についてですが、彼の地は秀吉がひらいた町として知られ、滋賀県の琵琶湖の北側に位置します(滋賀県も広い!)。琵琶湖は漁業が盛んであり、その漁業網にかかった真鴨を食したことから、鴨は滋賀県の特産品として有名なんだとか(知らなかった!)

この”すだち鴨そば”は、そんな琵琶湖特産品の鴨と酸味が食欲を刺激するすだちを贅沢にそばに盛り付けた、夏バテに効く超絶絶品料理です。

いやはや、おいしかった…。酸味の利いたスープが、鴨肉とソバの香ばしさと甘みを引き立ていやがりました。

いや本当においしかった…。なんかこう、美味しさを表現する文章力が足りなくて悔しい限りですが、美味しいとしか言いようがない美味しさでした。本当に、ご馳走様でした! 
 
これから滋賀を思い出すとき、私は琵琶湖だけでなく、琵琶湖の上空を舞う鴨を思い浮かべながら、涎を垂らすことになるかと思います。

私は、蝙蝠か鶴になった方が良いかもしれないという話。

 最近(マジで)ロクな事をしていないにも関わらず、こんなにも色々といただいてしまいました。北海道から、滋賀から、そしてご近所さんから…。

以前、北海道よりジンギスカンを送っていただいた時は、私はもう北海道がある北に足を向けて眠れないと思ったりしたものですが、こうなってくると、北海道だけでなく滋賀のある西にも足を向けられないし、ご近所さんがいらっしゃる南方面にも足を向けられなしい、いつも超絶迷惑をかけている実家などがある東方面にも足を向けることは許されなさそうなので、もはや私は東西南北に足を向けれ眠ることができなくなりそうです。どうしよう、直立、もしくは逆立ちしながら寝ろとでも?…蝙蝠や鶴じゃあるまいに。しかしながら、蝙蝠も鶴も東洋ではお目出度い生き物だとも聞きます。気持ち蝙蝠や鶴になりきりながら、三食しっかり食べて夏バテを乗り切りたい所存。いやはや、お礼記事が個別に書けず恐縮ですが、本当に皆さんありがとうございます。(ロクなことをしていない最近の自分を反省しよう…。)

TANUTANU-OFFICEのBBQ実演 ~理事長(仮)の休日~

 長い題名ですが、題名に今回の投稿の全てが詰まっていると言っても過言ではありません。 以前、ロータスグリルの貸し出しを開始した旨をお報せいたしましたが、そのロータスグリルを使ったBBQのデモンストレーション(実演)をTANUTANU-OFFICEの庭で行いました。ご協力下さったのは、基本的にTANUTANU-OFFICEに遊びにきて帰っていくだけの理事長的な人物であるこちらの方。

ワインが美味しそうですね。
BBQ実演の様子はこんな感じでした。

TANUTANU-OFFICEのシンボルベンチに腰掛けながら、お手製の折り畳みテーブル(無料で貸し出しています)を広げて、桂台遊水池で買ってきた焼肉セットとTANUTANU-OFFICEの台所で切った野菜をロータスグリルで焼きました。庭を眺めながらのBBQは、住宅街の喧騒も遠く、特別で非日常な気分満点。ご協力いただいた理事長(仮)からも「非常に有意義な休日であった」とのお言葉をいただき、なかなか好評でした。

TANUTANU-OFFICEが理事長(仮)専用別荘になる前に、他の方々にも、このプライベートBBQを楽しんでもらいたいところ。

そんなわけで、皆さんのご予約、お待ちしております!

TANUTANU-OFFICE予約
ロータスグリル予約

ぽんぽこクーポン

ホームページのタイトルをクリックすると閲覧することができる”フロントページ”という場所に、”OPEN記念クーポン”を置いてみました。
お喋りな狸が得意気にクーポンコードを教えてくれるはずです。

余談ながらこの狸、私が10年ほど前に書いたものだったりします。当時、和風とか妖怪とかそういう類のものにやたらとはまっていて、そんな雰囲気を目指して描いた記憶があります。

今でこそ”愛嬌あふれる癒し系マスコット”な狸ですが、昔の空想上の狸は人を喰い殺そうとしたり、大軍を率いて人間に戦を仕掛けたりと、それはそれはヤンチャで化け化けしい事をしていたようで、特に四国九州の方には狸伝説が色々と残っているようです。
TANUTANU-OFFICEのある一帯にそういった狸伝説はありませんが、あの名作”平成狸合戦ポンポコ”の舞台はまさにここ、多摩丘陵一帯だとか。

そのうち、”この辺の狸”と”この地域”の話をしてみたいと思っています。。

季節労働する象と、追い払われる鳥

誰にも信じて貰えないかもしれないし、そもそも誰かに信じて貰う必要があるのかもわかりませんが、一応毎日何かしら仕事的なものをしている私です。本当です。嘘じゃないです。

お仕事というものは、収入源となる見栄えのする何かを実行するまでに、恐ろしく地味で、それをやっただけでは一文にもならない数多の雑用があります。自営業の大変なところは、そんな一文にもならないけどやらないわけにはいかない雑用に追われていると、本当に一文も入ってこないところ、だったりします。なんだかんだ言って日給が保証されているサラリーマン(給料を貰う人の意。アルバイトも派遣社員も社員もサラリーマン)の収入保障のなんと手厚い事か!

そういえば、南国のどこかに生息する「人に雇用される象」の話を昔テレビで見ました。その象達たちは、普段は森林域で野生の象として暮らしているのですが、毎年畑を耕す時期になると人里に訪れ馬耕ならぬ象耕の労働力として一時的に人間の家畜となり、サラリーとして給餌を受け、耕起作業が終わると森に帰っていくのだそうです。この象の話を知った時、「雇用」のルーツをみたようで、ちょっと感動した記憶があります。(因みに虚覚えですが、確かこの本にも、チラッとこの話が載っていたはず…。面白い本なので、象の話に興味がなくても読んでみてください!)

また、最近、近所でこんな声を聴く事が増えました。

この美しくもけたたましい鳴き声の正体は、その名もずばり!

「ガビチョウ」。

クレオパトラのごとき高貴なアイランが特徴の鳥で、その本来の生息地は中国南部や東南アジア。日本に入ってきたのは1970年と比較的最近です。
東南アジアでは鳴き合わせを楽しむ愛玩鳥としてポピュラーな鳥であり、安価に入手できたため、愛玩鳥ブームにあやかろうとした日本のペット業者が大量に仕入れていたものの、売れずに大量に遺棄(放鳥)した結果、野生化したのだとか。
現在日本では特定外来生物に指定されているのですが、収益になりそうだからと大量に飼育しておきながら目論見が外れたと言って遺棄し、おまけに外来種として駆除しようとするなんて、被雇用者を大量雇用しておきながら状況が変わったとか言って採用取り消しや大量解雇をし、かつ解雇された元従業員が企業組織に就職する以外の生き方を確立するやいなや真っ当な生き方じゃないだのなんだのと苦言を呈するような、ブラック企業大賞もびっくりのブラックぶりです!(…ちょっと極端な例えをしました。自覚はあります。すみません。)

それにしても、南国の象とガビチョウ各々の人との関わり方は対局にあるように思います。それは、各々の生き物と人との関わり方が、対等なものなのか非対等なものかという違いによるのかもしれません。
遥か昔、動物がその生涯の殺生与奪の権を人間に握られたことによって、人間との対等な関係が崩れ、家畜という概念が誕生しました。
ブラック企業という概念が生まれたのもまた、雇用者と被雇用者との対等な関係が崩れたことによるのではないでしょうか。
そして対等な関係が崩れた原因は、家畜化されその一生涯を人から給餌を受けることで過ごす動物の多くが、採食という行動を忘れ人間からの給餌なしでは生きることができなくなったのと同様、会社にいるだけで給料を貰えるのが当たり前の時代が続いたがために、多くの社会人が金銭を得られるその理由を見失い、生き方が本来多様であるということを忘れたせいでもあったのかもしれません。

私もすっかり野生での生き方を忘れてしまった生き物です。なのでこの先、上手く生き抜いていけるのか、社会という私自身を取り巻く大きな存在に特定外来種よろしく鼻つまみ者として扱われないか心配なのですが、南国の象のように逞しく、相手と対等な関係を築きながら、自由で不自由なこの社会で、自分なりに生きる方法を確立したいと思う今日この頃です。

羊とグリルとお仕事と

気が付けば、あっという間に5月も下旬、月日が立つその速度の速さに、目が廻るを通り越して気絶しそうになっています。

そんな激流の如き時の流れに逆らい、さかのぼる事2週間前。 遠方の友人よりすごいものをいただきました。

ジャン!

ジャジャーン!

そう、遡る事今から7年前、私がまだ北海道で山ガールだった頃に北海道は大雪山で知り合った友人より、北海道名物ジンギスカンをいただいたのです。
しかも山盛り。私、北に足を向けて眠れない(かもしれない)

というわけで、この有難きジンギスカンを美味しくいただくため、2週間に及ぶ吟味の末に、無煙炭火BBQグリル「ロータスグリルを購入しました。
そして昨日は真っ昼間から、グリルの使用運転を兼ねて一人ジンギスカンをした次第です。どう見ても、真昼間から遊んでいるようにしか見えませんが、私が仕事と言い張れば、なんでも仕事になるのが自営業の良い所。だからそう『これは仕事』なのです。

まずは、羊肉と冷蔵庫にあった野菜をカット。

ついでにベランダ菜園から「成長し過ぎたキャベツ」を採取。

道具を確認。

旨そう~~~!(※これは仕事です)


因みに、ジンギスカンが焼き出来上がるまでに、最初に用意したチューブ型着火剤が上手く燃えなかったり、付属していた炭が大きすぎたりと色々あったんですが、作業に夢中になりすぎて写真を撮ることができませんでした。また、食べている最中も無我夢中のあまり写真がありません。ないものは仕方ない。(仕事とは…?)

さて、無煙グリルの試運転を終えたところで早速このグリルの貸し出しを始めたいと思います。(ね、仕事)

このグリルは焼き台サイズが30㎝前後とそれほど大きくないため、2~3人位で楽しむのが丁度良いだろうと思います。炭や着火剤などの消耗品も一緒に貸し出しますので、食材さえあれば簡単にお庭BBQをお楽しみいただけます。当ホームページの商品欄に記載した詳細をご確認の上、ご不明点があればメールフォームよりお問合せください。

コロナ禍も終息し、観光地にも賑わいが戻ってきている2023年。今後「お庭BBQ」の存在意義がどこまであるのかわかりません。しかし、普通の家の庭を貸切り行うプライベートバーベキューは、非日常と日常の中間の時間を提供します。TANUTANU-OFFICEの名前の由来であるタヌキは、里山という人間の生活圏と極めて近い半自然をその主な住処としている生き物です。人間にとっての日常と、自然という非日常を行ったり来たりするタヌキの住処であった里山のように、TANUTANU―OFFICEも日常と非日常の中間にある場所となり、皆さんの一時の憩いの場になることを目指し、日夜奮闘中です。今後とも、TANUTANU-OFFICEをよろしくお願いします。(ほら、仕事!)

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