TANUTANU-OFFICEの名前の由来
TANUTANU－OFFICEの”TANUTANU”は、タヌキがその由来です。タヌキは日本の里山で馴染み深い生き物ですが、特にここ、かつて多摩丘陵の一部だったこの地域にとっては象徴的な生き物かもしれません。というのも、多摩丘陵はあのジブリアニメ映画の傑作「平成狸合戦ポンポコ」の舞台になった場所だからです。
アニメ映画「平成狸合戦」は開発によって多摩丘陵の環境破壊が進み、住処を奪われた狸達が人間に負け戦を仕掛ける姿を、悲哀とユーモナたっぷりに描きだした作品です。時は流れて令和の昨今、開発によって失われた里山の役割が見直されはじめ、再び自然と人の共存に注目が集まってきました。まるで平成の合戦に負けた変化狸達の、里山復興を願う密やかな反逆作戦が30年の時を経て実を結びはじめたようにも思えてきます。そんな折、この家の庭にもタヌキが出没しました。それがなんだか、タヌキと人間の協働による”タヌキに優しい横浜作り作戦”にお誘いいただいてたような気がしてきてしまい、タヌキに優しい横浜作り、もとい自然と共生する横浜作りをしていくために何か始めたいと考え、TANUTANU-OFFICEを始めた次第です。
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